今回のプレートの真ん中にいるのが、「オリエンタルキーマ」と称する息子の創作。
　レモングラスと長ネギと桜エビをまな板の上でみじん切りしていて、「何してんの？」と聞くと、「オリエンタルフュージョンのキーマを作ってる。この3種をペーストにして、キーマに入れる」とか。

　キーマもチキンの味を邪魔せず滑らかにするのに、豚ひき肉を加えて、食感の変化にヤゲン軟骨も小さく切って足している。
　さらに、味付けにナンプラーもちょい足ししている。
　「東洋のものを色々使ってるんで、オリエンタルキーマとした、どう」。

　全く考えが及ばない発想。
　ボブディランではないが、「時代はかわる」の歌詞そのものと感じました。

　残念ながら、こういう発想は私にはない。

　私は横で、濃厚チキンストックを取りながら、昭和のジャパニーズインドカレーを作っている。

　アトリエデリーとは、こんなところです。
　かなり楽しいところ。
　一緒にやって見たい方がいらしたら、ぜひ。

　販売も、ニューヨークのように、高いUber などの配達料をセーブし、みずからがピックアップに来る”to go pick up warm 。
　なんかこれから、成り立ちビジネスになるのかも。

　そんな夢を、夢想しつつやっています。
　一度はまってみようと思っています。
　1日100個は売りたいですね。