「２０２３年のカレーのトレンド」と言うとおこがましいですが、何だかんだ気になるところはあります。
　
　ポークビンダルーを４０年間追い続けて、今はカレー店の定番になりつつあります。
　そしてここ１，２年はニハリが出始めていますが、今年が”はしり”となりそうなのが「フィッシュカレー」です。

　シーフードは、欧風でもホテルでもインドカレーでも、その地位は確立されていますが、魚単体は中々。
　１０年前までのカレー界では、豆カレーと並んで、売れないメニューになっていました。

　しかし最近、ちらほら見かけるようになり、それまでカジキ一辺倒だったのが、サンマ、ブリ、サバなども登場しています。

　そして「来たか！」と思わせたのが、料理教室の生徒さんから「次回は魚カレーをぜひ」と言われたことです。
　パスタのようにミートソースから多種多様になりましたし、家庭でも魚カレーが認知される時代になったか。

　今までは魚カレーと言うと短絡的に、ベンガル、ゴア、マラバール、ケララとイメージしていましたが、日本との融合も考える時期が来たのでしょうか。
　よし！　「先んずれば人を制す」と行きますか、2023。