- 社長雑談
- 2017.06.15
「カレーをありがとう」、中村屋、そして老舗
「カレーをありがとう カレーダンニャバード(ヒンディー語)」キャンペーンを、中村屋さんが、カレー発売90周年を迎えて行っています。
「こんなにおいしいカレーを伝えてくれてありがとう」と、インドに感謝の意味です。
我々のような凡人だと、それ90周年だとなると、販促に結びつけたくなりますが、お話を聞くと、
「そんなことより、より多くのカレーに携わる人、カレーを好きな人たちと、もっとカレー界を盛り上げましょう」とのこと。
さすが中村屋さん、老舗の矜持が伝わってきます。
微力ながら、我々も参加して盛り上げたいと思います。
ところで、「老舗」、長い営業年数なら、この中村屋さん、ナイルさん、アジャンタさん、ムルギーさん、共栄堂さんに交じってデリーも末席にいrます。
そしてその定義というか、必要なこととは何なのかを考えてきました。
老舗という店舗に限らず、文化や伝統の定義は、「プロセスの維持」なのではないか。
手続き、プロセスの維持が逆に伝統となり、老舗と言われるのでは。
大きい意味でのプロセスです。
手続き、手順がしっかりと受け継げられること。
能や歌舞伎もそうだし、帝国ホテルやホテルオークラに行っても、その伝統文化を肌で感じられます。
最近の国会は逆にそこを軽視しているような?
おのおのの店で個性があり、肌感覚も違いますが、我々もこのプロセスを大切に続けていこうと、この「カレーダンニャバード」で感じました。