- 社長雑談
- 2017.07.04
「インドカレー讃歌
ここ1,2カ月、カシミールではなく”インドカレー”に凝っています。
そしてきのう、上野店で久しぶりに一人前を食べました。
そこで、「インドカレー讃歌」を
炊き立てのライス、そこにカレーを注ぐと、得も言われぬいい香りが鼻腔を刺激。
プルーストのマドレーヌのように、すべての過去が甦ってくるような。
インドカレーを掛けた途端、サーっとライスに沈み込み、皿まで行き、カレーがお米を覆いつくす黄金のシャバシャバカレー。
それは、ロミオが初めてジュリエットを見た時の「まるで黒人娘の耳に垂れ下がるまばゆい宝石」のような輝き。
口に運ぶと、このカレーによってバラバラになったライスが粘膜にその存在感を知らせる。
ライスの甘みとカレーの辛味が、時に同時に、時に別々にやってくる。
そしてある時ハッとした歯ごたえと、鼻に抜ける香りを演出するコリアンダーの種が。
雑味を可能な限りに排除した、爽快な食後感。
ちょっとの物足りなさが、また食べたくなる?
ブラボー、インドカレー!!