南インド、カルナタカ州の州都バンガロール。
　今は、インドのシリコンバレーと呼ばれ、アメリカからはHP、Googleなどが進出、日本企業も数多くある大都市です。
　あのインドNO.1ビール、キングフィッシャーの本社もあります。

　昔は、高原にあるせいか（といっても暑いですが）、精密機器の町（日本の諏訪の様な）、そして理工学系の大学の町と言われて、知り合いの息子たちも理工系を目指す者はバンガロールの大学に行っていました。
　航空産業、宇宙産業もここでしたね。

　そんな街の国営5つ星のアショカホテルで料理長を務めていたのがＡＪ・スワミさんでした。
　

　ムガール、北インド料理派もとより、南インド料理にも精通していたので、彼にデリーに来てもらいました。
　私だけでなく、キッチンスタッフ、そして私の息子も引退後の彼の家にホームステイして数カ月間、教えてもらいました。
　朝早くからリクシャで市場に買い出しに行き、また、いろんなレストランにも連れて行ってもらったようです。

　今日からのアトリエデリーは、そんな思い出の詰まった料理のランチボックス（ティフィン）です。