- 社長雑談
- 2017.08.11
メニューを考える
メニューはどう考えるのか?
昔からマーケットイン、プロダクトアウトという考え方があります。
マーケットインは「売れるもの、売れてるものを作る」という需要から、プロダクトアウトは「食べてもらいたい、売りたいものを作る」でしょうか。
それは料理人、店の性格、スタンス、存在理由など、それぞれだと思いますし、商売ですから、売上げの問題も短・長期的展望も。
日本はマーケットイン型が主流だと聞いたことがあります。「売れる車、売れてるデザイン、売れてる盛り付け、料理を」など(アップルやドイツ車はプロダクトアウトだとか)。
もちろん商売ですから当たり前です。
ですが、供給過多になったり、飽きられるという点もあります。
でもやはり、売れることが優先になりますよね。
すると、マーケットインになるのでしょうか。
インド料理は、まだまだマイナーで、マニアと初心者の距離感が遠いので、浸透するのに時間がかかるという利点=売れる時期が長い、といえます。
ドサ、サンバル、ラッサム、ポークビンダルー、ビリヤニ、チキン65などなど、ここ10年間に、インド料理店定番に近づいたメニューも。
日本におけるインド料理人は、かなり学習しているので、こういったメニューにもなんなく対応する力がありますね。
まだまだ言いたいことがありますが、長くなりますので明日に。
明日は、消費者の視点から考えます。