- 社長雑談
- 2017.09.01
南アジア料理、ここ10年
2009年のこのブログに、インド新聞のコラムのことを書きました。
インド新聞・日本特派員が、都内のインド国旗を掲げているレストランが、ランチ時に行列ができていたので取材した。
取材をすると、店主はパキスタン人だった。他の店も、ネパール人、バングラデシュ人とインド人ではない人が多数いた。
「なぜインド国旗か」尋ねると、「パキスタン料理、ネパール料理、バングラデシュ料理とうたって国旗を出しても、インド国旗以外、日本人は知らないし入ってくれない」
「ではインド料理とうたって、違う料理を出しているのか」と聞くと。「いや。売れるのはナンとチキンカレー(バターチキン?)だ」というお話。
その特派員は、インドが日本に浸透していることを書きたかったようです。
あれから10年余り、状況は変わってきましたね。
パキスタンはもうちょっとですが、ネパール、スリランカは浸透し始め、バングラデシュも話題に上がるようになってきました。
今はスピードの時代、2~3年後にはどういう風になっているのでしょうか?
インド料理も中国料理のように、地方別になってきています。
どんなふうに着地するのか、見極めたいと思います。