- 社長雑談
- 2017.09.03
「旬」考察
人には「旬」を中心とした感覚が食べ物にあります。
老若男女問わず持ち合わせています。
その時期にになると食べたいものがその地域にあります。
中でも日本では、秋が多いような。
サンマにマツタケなどのキノコ類、秋ナス、戻りガツオ、梨に柿などいっぱい出てきます。
そして、今のインド料理人たちは、巧みにそれを取り入れて、インディアン・ジャパニーズ料理を作り上げています。
サンマのカレーにタンドーリサンマなど、メニューだけで秋を感じられます。
冬には牡蛎、カニ、ジビエ。春にはタケノコ、アスパラ、貝。夏はトマト、アジなど、各々のシーズンにありますが、なぜ、秋が「食欲の秋」で、特化されるのか。
それは何といっても「米、新米」が大きな要因だと思います。
日本人は、新米という言葉にかなり敏感であります。
米さえおいしければ、何でもおいしくなる感覚があるのでは。
ですから、サンマカレーも、あるいはカキカレーも、新米と合わせると、日本人の心に響くのではないかなと感じます。
ちなみにインドで皆が待ちわびている収穫は、グリーンピースとマンゴだと聞いたことがあります。