- 社長雑談
- 2017.10.08
カレー屋めぐり 番外編 また紅鹿舎
先日の13時ごろ、銀座で時間があったので、以前行ったカレーの店にまた、と思ったのですが、そのうち3軒が閉店されていて、日比谷の「紅鹿舎」に伺いました。
昔ながらの喫茶店で、ピザトーストが名物ですが、もちろんカレーセット。
相変わらずシャバシャバでいい、今回は前回よりタマネギの甘味が強かったかでしょうか。
でもやはりクオリティーは高い。
待っている間、喫茶店文化について考えていました。
昭和30年代、多くの中小企業の労働者は、弁当、仕出し、出前が大半を占めていました。
昼食後は喫茶店で一服、談笑。
戦後復興の会社は、手狭で、応接室や給湯室もなかったので、来客時は、喫茶店に行くか、喫茶店からのコーヒーの出前。
喫茶店も需要が多く、増えていったのかな。
その後、定食屋等、ランチを出す店が増えていったような。そして、食後の喫茶店へ。
さらにモーレツ時代(もう死語ですね)にはいり、ランチタイムもあまり取れない時代に。
すると、時短なのか、喫茶店でランチを出すように。
それまで、トーストかサンドイッチだけだったのが、スパゲッティやご飯物も登場。
その後、地価の上昇やドトールコーヒーなどの安価なものに淘汰されていったのでしょうか。
そんな他愛のことを考えつつ、おいしいシャバシャバカレーと、我々世代には懐かしいサイフォンコーヒーに舌鼓を打っていました。