- 社長雑談
- 2017.10.21
牛スジ開眼
関西方面ではよく聞く「牛スジ」ですが、東京では、B級グルメ的扱いに思います。
インド料理ということで、ビーフの知識はあまりなく、勉強を始めたのはここ10年くらいですか。
モモ肉、バラ肉、すね肉などを経て、牛ホホ肉にたどり着きました。
ホホ肉は、網目状に入り込んだ筋が、煮込むことによりゼラチン状になり、柔らかく且つ保水力があって、パサパサにならない。
現在、デリーのビーフカレーは、このホホ肉が主流です。
牛スジは、ちょっと前までは、アキレス腱部分が売られていましたが、今はヒレ肉などのまわりのスジ部分などが多くなり、肉の付きもよくなりました。
しかし、他の肉に比べて、小さく屑肉みたいですので、「レストランにはちょっと」と思っていました。
でも数年前、LOVEINDIAでビーフニハリを作った時に、お客さまは受けいれてくれました。
また、スジは煮込むことにゼラチン状になり、それがカレーに流れ出し、味にもプラスになるそうです。
そこでこの冬は、牛スジ徹底研究を行っています。
ご期待のほど。