- 社長雑談
- 2017.10.27
洋食シェフのキーマ作りを見た!
仕事がらみで、洋食シェフのキーマ作りを見せていただきました。
もちろん、インドの手法とは全く異なります。
しかし、随所、随所に洋食の考え方、食材、技術、技法等が散りばめられ、大変勉強になりました。
まず驚くのが食材。
インド料理ではお目にかかれないものが多数登場。
しかし、シェフの話を聞いていると、その理由が明快になります。
洋食ですからブイヨンを使いますが、これもちゃんと老鶏(卵をうまくなったような鶏。ラーメンスープなどでよく使われます。価格は1羽うん百円ではありますが)の丸鶏と野菜で5時間かけているそうです。
またシェフから、「日本のキーマは船上で食べるものとしてできたということなので、船が揺れてもこぼれないよう、ドライに仕上げると習った」という話。
だからドライカレーというのでしょうか?
面白いです。
フランスもイギリスもイタリアもロシアも日本も、そしてインドも大きく包み込んでしまう洋食、これは相当面白いです。
補足。
他店のキッチンは配置、作業工程、仕事の割り振りなど、興味深い宝箱でした。