- 社長雑談
- 2017.11.10
「デザート」→ 私感、雑感、雑念
今や、フレンチやイタリアン、はたまた和食でも、料理の〆はデザート。
「日本料理にデザートがないのは、料理に砂糖を使うので、体が糖分を欲しないからである」という講義を聞いた思い出がありますが。
日常生活でも、昔は食後すぐに甘い物を食べる習慣はなく、たまに母親が一段落してから、果物を出す程度。
結婚式のフレンチのデザートも、富士山型のアイスクリームだけ、というのが普通でしたが、今は盛り合わせだったり、その後プチフールが出たり。
TVドラマ「王様のレストラン」で、「デザートはお客様が最後に口にするもので、印象に残る。その日の料理全体の評価につながる」というセリフで、考えさせられることもありました。
いつごろからでしょうか、1970、80年代あたりからでしょうか、デザートが脚光を浴び始め、デザートワゴンなるものが登場し、複数のデザートを楽しめるようになったのは。
インドの人は、基本的にアルコールが禁止のせいか、甘い物が好きです。
かなり甘いですが、これは糖度を上げることによる腐敗防止の経験則でしょうか。
定食のターリなどにも必ず甘い物が添えられていますが、とあるインドの料理文化本によると、「インドでは西洋のデザートという感覚で甘い物を食べるのではないので、最初や食事の途中に食べることもある」そうです。
しかし、時代はデザートの重要度が。
パティシエを雇うわけにもいかず、そんなスペースもなく。
その中でも、お客様に満足していただくために、美味しいデザートを作りたいです。