- ドライカレー
- 社長雑談
- 2022.03.08
人気復活! ドライカレー その2
弊社ドライカレーペーストをお買い上げいただいたお客様からのご意見で、「どうやっても店と同じ味にならない」というのが多々ございます。
しかし、エビやグリーンピースは入っていますが、ペーストは全く同じです。
そう、それがコックの腕の見せ所?なんでしょうか。
美味しく見せるためには、きれいにフライパンを振らないといけませんね。
デリー上野店で、カレーをお出しするストーブ前になるには、この”フライパン振り”ができないといけません。
よく、閉店後に塩などでフライパン振りの練習をしている者もいました。
簡単なコツは「振る」のではなく「引く」。
フライパンのご飯を上にあげるのではなく、手前に引く感じなんです。慣れれば立振り、横振り、斜め振り、何でも行けますが、まずは引くこと。
このことで思い出されるのが、自信満々の若手がランチ後のやや暇な時間に、ストーブ前に抜擢された時。
たまたま4人のうら若き美女が入店して、カウンター席に並ばれました。私はその日、ホール担当でした。
1人の方が、メニューを見て「私ドライカレー」というと、皆がそれじゃ私も、となり4ドライカレーの注文に。
その若手は20歳そこそこ、初めてのストーブ前に、目の前のカウンターに女性4人。
それだけでも、カーっとなるのに、さらにドライカレー4人前、もう大パニック。
裏口から2階に駆け上がり、先輩コックに「できません! お願いします!」と。
そして先輩が作って無事終わりましたが、この話は今でも語り草です。
誰にでも新人時代はあり、みんなこうやって成長していきます。