- 社長雑談
- 2021.10.11
皿の空間
画像は、アマンリゾーツのチキンカバーブ。
この盛り付けにはびっくりしました。
昭和には、フレンチでもこんな盛り付け方はなかったのでは。
「皿の中心に、こじんまりとうずたかく」というのが和食の定番だったような気がしますし、フレンチでもここまでは。
近年、「左右非対称の盛り付けがおしゃれ」とか、「皿の縁まで使う」などの技法が出てきたり、逆に幾何学的盛り付けなどが、ジョエル・ロビュションやピエール・ガニエールのを見て、きれいだなと感じました。
そして、その後が皿の空間。どうも個人的には落ち着きませんが、楽しいです。
我々も、キッチン会議で何度か話し合いましたが、その辺は器の問題に何といってもセンスの問題があり、「やっぱりインド料理は手で食べるし、野性的に行こう」という方向でまとまってしまいます。
「立体的盛り付け」というのもありますが、下の画像は、オーストラリアの高級?インド料理店の「タンドール・ミックスグリル」。
立体的ではありますが。