デリー銀座店今月のディナーは「ホットチキン６５」。

　チキン６５、最初に知ったのは今から１４年前のハイデラバード。
　街中のいたるところのレストランの看板にありました。

　赤いフライドチキンでした。
　その後、スワミシェフやLOVEINDIAのメンバーたちと、由来、レシピなどを話し合いました。
　当時は、タンドーリチキンがチキン料理として有名で、あまりチキンメニューを増やしても、太刀打ちできないという考えも。

　今は、インド料理ギークの方たちが、その起源も、発売年、６５番目のメニュー、６５日目のチキンなど諸説を研究しているようで、おかげで、チキン６５を扱うレストランも増えました。
　最後にインドで聞いたのが、当時初めて作ったブハリホテルのブハリシェフが「これ何？」と尋ねられ、そばにあったウィスキー「VAT69」を見て、その時１９６５年だったので「チキン６５」と言ったという説。

　日本でも唐揚げブームですが、この起源はいつか？
　ネットで調べると、昭和７年の三笠会館の前身の食堂だとか。
　自分的には、昔、家で食べた記憶はそれほどありませんが、高校時代に友達と喫茶店に入り「チキンバスケット」と注文するのがカッコよかった思い出が。

　さて、今月の銀座店、このホットチキン６５・ペリペリソース添え、２０時までですがアルコール解禁のお供に、ぜひお試しください。