メディアで喧しい自民党総裁選も「保守（コンサバ）vs リベラル」？

　同様なことが、カレー界にも起こっている気がします。
　大阪からグワーッとやってきたスパイスカレー。
　まさにリベラルな発想でスパイスを使いこなし、カレー界に新風を巻き起こし、じわじわと東京にも浸食を進め、リベラル派に浸透。

　一方、コンサバな純インド料理は、インド各地の料理を現地料理人とともに来日し、今までにないローカルな味を啓蒙。
　こちらもまた、増加中に思われます。

　インスタなどを見ていると、現在はこの２大勢力の争いが激化し、そこに割り込むべくスリランカ料理とネパール料理も参戦。
　さらに、最近では「揺り戻しの欧風カレーが」と言われたり、モダンインド料理というニューカマーも虎視眈々とカレー市場をロックオン。

　この背景には何があるのか？
　それらは一言では言えませんが、フードトラック、バーカレー、間借りカレー、ゴーストレストラン（デリバリーサービス）などの無店舗や二毛作も関係ありそうです。

　そして我々デリーは、風見鶏の如く風任せ。すき間を狙って生き残りをかけているのか。

　実はちょっと新しい動きを始めていて、その話は近々。
　おっと、もちろんカレーですよ。