- 社長雑談
- 2021.08.26
ビーフカレー2題
画像は、2点のビーフカレーです。
上は「チリビーフ・ケララスタイル」。
作者は、息子の田中 源です。
ネットショップ店長から、辛めのビーフカレーが欲しいとい言われて、グリーンチリ、ココナッツミルク、カレーリーフなどで作りました。
彼は、プルドタイプの肉のカレーが好きで、牛バラ、牛ホホ、牛ヒレスジを合わせてじっくり煮込んでいました。
見た目よりも辛く、ストリートフード的で、味は牛とソースが一体になって美味しいものでした。
現在も人気があり、作るとすぐに売れてしまうらしく、もう何回も作っている姿を見ています。
また今日、明日に販売になるでしょうか。
元々、数年前に私が作った、パキスタンのストリートフード的ビーフニハリ、本来は骨付きすね肉などを使いますが、大鍋で長時間煮こんでいたせいか、骨が外れ、プルドビーフ的になっていたものを模したものが、彼のお気に入りで、その後、銀座店、ミッドタウン店で作っていました。
肉とカレーが煮込まれ、混然一体となったタイプ。
こういったカレーが好きだったのですが、最近は、シャバシャバカレーがマイブームで、カレーソースと具材が別々の味で、口内で合わさる方が楽しい。
そうしたら、彼が、「ビーフベンガルカレー、作っといたよ」と、画像下のものを渡されました。
うん、牛脂の甘みとトマトカレーの味が美味しい。
彼ももう15年ほどデリーでやっていますし、スワミシェフのところでも、3カ月習ってきました。
あとは、それらを自分なりに咀嚼し、お客さまとの距離感や求めそうなものを学習する時期ですか。
そういえば、私もある程度やれるようになるまで、19年かかったっけ。
今は、彼との仕上げの場所を。