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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

社長雑談
2021.08.13

チョレ・バトゥレ


 北インドのストリートフードで、朝でも昼でも人気があるのが「チョレ・バトゥレ」です。
 ニューデリー、オールドデリーでも食べました。

 チョレはガルバンゾーのこと、日本名はひよこ豆らしいですが、インド英語では「カブーリチャナ」、カブール(現アフガニスタン首都)のチャナという意味です。
 インドにはチャナ豆がありますが、こちらは一回り小さくて色も濃いですが、やはりクチバシの付いたひよこ的形をしています。味も違います。

 味付けは、本当に千差万別。
 普通の汁気の少ない煮込んだ豆カレー風のものや、茹でた豆をサッと炒めあげるタイプなど。
 たぶん、パンジャブの本来のチョレ・バトゥレは、後者で酸味の効いたタイプ。
 これは炒めたタマネギにニンニク・ショウガ(入れないのもあります)、トマト、グリーンチリを加え、チャアットマサラ(クミン、コリアンダー、ヒング、ブラックソルト、ドライマンゴパウダーなどのミックス)にタマリンドウォーターを足し、そこに茹でたチョレにカスーリメティとレッドチリをまぶしたものを加えて、軽く炒め煮にする方法です。

 昔、銀座店にデリーからの旅行者8人くらいが見えた時、、スワミシェフがこれを作ったら、大変喜んでいました。
 その時は、タマリンドウォーターがなく、レモンジュースで代用していました。
 スワミシェフいわく、「バトゥレ(バトゥラ)には、酸味の効いてる方がいい」そうです。

 画像はスワミさん作。
 かなりスパイス多めですが、タマネギ途中で生を加えて、シャキシャキ感もありストリートフード的でした。
 下は私作。