- 社長雑談
- ネットショップ
- 2021.06.14
ベンガルカレー
一昨年に、工場カレー製品から消えたベンガルカレー。
ただ今、ネットショップで、一時復活販売中です。
デリーとしては、コルマカレーより古くからあったカレーでした。
昭和30年代の創業当時は、ほとんどが男性客で、創業社長としては何とか女性にもご来店してもらいたくて、このベンガルカレーを考案しました。
ポイントは「エビと野菜」でした。女性を意識してのことです。
カレー自体も、トマトをたくさん使った、旨味と酸味と色目を考えたそう。
そして、エビの収穫量の多いベンガル湾から「ベンガルカレー」と命名されました。
その当時のレシピでは、ヨーグルト、粉チーズと、乳製品でコクを演出していましたが、その後、よりスッキリ、デリーらしくということで、ややシャバシャバ系の、酸味を効かせたものに変わりました。
個人的には、たまにですが無性に食べたくなることがあり、店に行って、”ホット”(より辛く)にしてもらって、オニオンピクルスたっぷりで頂きます。
また家では家内が、ボルシチと称して、ビーフアラモード的シチューを作る際、仕上げにパックのベンガルカレーを加えています。
シナモンやアニスがうっすら感じられ、一味違った仕上がりになっています。