- 社長雑談
- 2021.05.23
料理の名前って
レストランでも、小売り商品でも、商品名には悩みます。
もちろん、インドギークの方には問題ないのですが、インド料理初心者の方のことも考えなければ売れません。
作り方も、日本的アレンジをしていますが、画像はチャップリカバーブと思って作ったものです。
全くインド式に「マトンチャップリカバーブ」と字面で見ても、どんな料理かイメージが湧きにくいかも。
でも、「ラムのハンバーグ」だと、すぐ解りそう。
その昔4、50年前ですが、とあるインド料理店のメニューに「ムルグマッカニー」がありましたが、店主と話をしても、あまり売れないとのこと。
それから10年位あとでしょうか、その店の近くにインド料理店が開店。
そしてそこのバターチキンが大人気に。
お分かりのように、ムルグマッカニーとバターチキンは同じものです。
一時、神秘性なのか、お客さまの想像力を膨らませるようなメニュー名もはやりました。
例えば「チキンフリカッセ キノコ添え」が、「白いドレスを纏ったチキンのポワレ 森の妖精たちとともに」だったかな。
デートを意識したのでしょうか?
コロナ禍で、レストランでもお客さまに料理を説明するのが憚られますし、よりイメージしやすいネーミングが必要でしょうか。