- 社長雑談
- 2021.03.15
少年老い易く・・・
インド料理を始めて、というか仕事としてというか、もう40年以上になります。
当時はあまり注目度が高くなかったインド料理、東京都内にカレー店も含めて50数店舗でした(今は1000店以上)。
「頑張れば日本一になれる」と社長から発破を掛けられ、インドに関するいろんな書籍を料理に限らず集めました。
インドのケータリングカレッジで、特別講義を受けさせてもらい、また、スワミシェフと出会い、25年間過ごす中でホテル料理も教えてもらえました。
パキスタン人、バングラデシュ人のベテランコックとも一緒に仕事をし、教わりました。
たぶん、仕事も含めますと、この間毎日カレー、インド料理のことを考えなかったことはなかったような。
ま、大体人間は自分に都合のいいことしか覚えていないと言いますが。
しかし、インド料理はとてつもなく大きく深い。
いろんな切り口、例えば画像なような地域、宗教、時代、王朝と庶民などから攻めても、行っても行っても追いつきません。
面積も日本の9倍ですし。
もしかしたら、自分なりに「インド料理の系統別料理本」でも、と思っていましたが、「少年老い易く学成り難し」。
当然、私の時代には終わりませんね。
まだまだ興味は失せないので、頭や体が動く限り、追い求めていきたいと思っています。