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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

社長雑談
2020.12.24

クリスマスです


 クリスマス料理というと、日本ではチキンでしょうか。

 インドでは、キリスト教が多いゴアには、クリスマスだけとは限りませんが、「ポークソルポテル」という、豚肉と内臓の料理があります。
 初めてゴアに行った時、レストランスタッフ、ホテルやタクシドライバーに聞いて回りました。
 するとある中年男性から、
「クリスマスといえばポークソルポテル。うちでは一週間も前から、豚肉、レバー、肺、腎臓を酢で毎日煮る。そして前日の夜に味付けして最後の煮込み。翌日には教会に行き、帰ってくると、家族親族でこれを食べる」

 すべてがこうだとは思いませんが、3,40年前のゴアにはこういう風習があったのかもしれません。
 ほぼポークビンダルー的味付けですが、酢で長く煮込むことで、日持ちを向上させたのでは。
 
 このポークソルポテル、元々ポルトガルの料理だと思っていましたが、いろんな本を読んでみると、オリジンはブラジルの農園のようです。
 サラパテルという有名な料理で、豚の肉、内臓、皮、血まで煮込んだ栄養満点のプランテーション料理。
 これが、ポルトガルを経由してゴアに伝わったと推測されます。

 実は安土桃山時代のポルトガル人が作った日本の本にも出てくるとか。

 インド人は口がきれいな人種で、あまり内臓を食べないDNAがあるのか、今は肉とレバーくらいで食べてるという話も聞きました。

 まずは”レバー入りポークビンダルー”から始めましょうか😊
 
 画像は以前、趣味で作ったものです。