- 社長雑談
- 2020.10.08
インドとチーズ
インドのチーズと言えば、牛乳とレモンなどの産で固めた「パニール」がすぐ出てきます。
一方、西洋のチーズは乳酸発酵したあと、凝固剤を使って固めます。
この凝固剤は、ほとんどが牛(子牛?)の胃液、レンネットを使っていました。
胃液を取るには屠殺しなければなりませんから、インドというかヒンズー教では神様の使いの牛を殺すことができませんでした。
パーシ(ゾロアスター教徒)は食べていたようですが。
しかし今、インドでチーズは全盛です。
画像の様なチーズクルチャをはじめ、ピザ、野菜のチーズの詰め物料理など。
またネットで見たのですが、ムンバイのストリートフードで、の画像のワダパウを串にさし、チーズフォンデュのように食べていました。
「二度漬け厳禁」かどうかは分かりませんが。
これは、ベジタブルレンネットの出現からだと思います。
インド同様、ビーガンの人たちも食べられませんしね。
子牛の胃液の中の凝固成分を見つけ出し、野菜や菌から作るようになったからです。
乳製品好きのインドでは、これからもチーズ人気はどんどんすそ野に広がっていきそうです。
チーズを使ったメニューが必要かな?