- 社長雑談
- 2020.07.21
もったいないがおいしい?
画像は、ガーリックポークを仕込んでいるところですが、ポークの脂の切れ端が見えます。
これが入ると入らないでは、ちょっとコクが変わります。
バラでもロースでも、多い脂をとっても捨てず、炒めて煮込んでやると美味しいです。
ラードと聞くと、しつこいイメージがありますが、実は温めると意外とあっさりしています。
とんかつ屋さん、肉屋さんなどの揚げ物もこの脂身で揚げますが、カラッとして美味しいですよね。
昔は何でも捨てずに利用していた思いが、”もったいない精神”ですが、これが良かったのかな。
ニンジンのヘタやタマネギの皮などのくず野菜も出汁につかいますよね。
インド人は鶏の皮を取って食べます。
ですから、我々も鶏の皮は外しますが、この鶏の皮、コンソメ顆粒だけのスープに入れても、とてもコクとチキンの旨味が出た、美味しいブイヨンなります。
今は生後60日くらいですから、皮もあっさりしていて、それほど脂も強くないと思います。気になったら浮いたのを捨ててください。