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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

社長雑談
2020.07.03

カレーの南海


 惜しまれつつ閉店された神保町の「カレーの南海」。

 ここのカツカレーを食べたのは、40年近く前だったと思います。
 そして、閉店に関する記事を見て、ハッと思ったのが、44年前は飯田橋にあったということ。
 
 実はそのことが、鮮明に記憶に残っているのです。
 まだ中学生だったと思いますが、部活帰りに友人と入り、よく食べていたのが「プルプルライス」でした。
 生姜焼きライスだったのですが、ある時、お店の方(社長かどうかは分かりません)から、「今日はタレガ無くなったからこれで」と言われて、小皿に醤油とショウガが入ったものを出されました。

 当時の私は、飲みたくなるほど醤油、特に生醤油が好きで、焼いた豚肉につけて食べるのが、とても美味しく、その後もこの方法をお願いした覚えがあります。
 家でもたまにやってます。
 店が無くなった後は、並びにあったキッチンカロリーに行きましたっけ。

 そして、神保町にうまいカツカレーがあると聞いて、伺い、注文後に衣をつけて、揚げたてのカツと黒いカレーにキャベツ。感動しました。そしてあの価格。
 いつ頃のことだったでしょうか、このお店に、素晴らしい伝説的フロアスタッフの女性がいました。
 メモも取らず、並んでいる人5~10人くらいに前もって注文を聞き、相席をスムーズに行い、メニューの順番も間違えず、伝票見ずに会計も間違えない。

 飲食業をやってるものには垂涎の人でした。
 かなり有名らしく、ホテルニューオータニに勤めている友人も知っていて、「ホテルでも噂になっているが、髪の毛を染めているのが問題になっていた」との話。
 「たぶん「彼女はサーファーなんじゃないか」という話も。

 いつも大行列で、時間にゆとりがないと行けませんでしたが、確実に満足感を得られるいいお店だと思っていました。

 今後は近所で甥御さんが開店されるとのこと、益々のご発展を願っています。
 死ぬまでに行きますから・・・