画像は、今年の１月下旬～２月上旬に百貨店の催事に参加したときの、スタッフランチ。
キーマと野菜カレー、バランスも良く、美味しかったなあ。
催事自体が、カレー中心ではなかったので、万人向きにと選んだメニューでした。
とはいえ、自分たちで作ったカレーですから「やっぱりデリーはウマい！」と自画自賛しながらいつも食べています（笑）。

この時季は「バレンタインデー」を控えていて、多くの来店客数が見込まれていました。
が、しかし、中国武漢で新型コロナ肺炎が蔓延をし始めていて、メインターゲットである中国人観光客がほとんどいなくて、百貨店関係者が、かなり焦っていたというか、連日、出店者に謝っていました。

こちらも、中国限定の感染症くらいに思っていて、まだここまでの事態になることは、想像していませんでした。
普通に雑踏を歩き、混みあったデパ地下を歩き、「恵方巻」の行列を眺めて、「インドカレーでこういう商品ないかなあ、作れないかなあ」などと呑気に考えていました。
また、デリーの各レストランの売上も好調で、「このままオリンピックまで突っ走ろう」という勢いでした。

しかし、状況はその後一変。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、、盛者必衰の理をあらはす」とまでは言いませんが、日本全体が大変なことになりました。
全くまだまだ先行きが判らず、不安だらけで胃が痛くなる毎日ですが、私の座右の銘の一つ？「人間万事塞翁が馬」と考えることにしています。