- 社長雑談
- 2020.03.17
パーラックパニール
パーラックパニールの殺菌の実験。
高圧殺菌に、ホウレン草の色や、パニール・チーズがどう変化するかなどです。
レストラン販売当時から、デリーのパーラックカレーは、きれいなグリーンではありません。
それは、37、8年前ですか、スワミシェフが作った時、お客様の反応が「緑色のカレー、気持ち悪い」でした。
そこで、カレーをマサラ部分とホウレン草のピューレとを分けるなら、そのマサラ部分の量を多くして、トマトやパプリカで、出来上がりに赤い油がチラッと浮くようにしようとなったのです。
ですから今でも、デリーのパーラックカレーは、マサラの味が前面に出ています。
パニールは、軽く素揚げして香ばしさを出しましたが、さらに、普通のチーズも加えて、やや濃厚感を。
チーズは、ナチュラルだと溶けますが、プロセスチーズやレンネットを使ったものは煮崩れないと聞いたので、プロセスチーズを使いました。
パニールと違って、程よい塩味がおいしさを増しているように感じます。
きれいなグリーンを考えると、レストランでは、この上に、ホウレン草だけのピューレを薄く流して、鮮やかなグリーンを演出する方法もありますが、この方がデリーらしいではありませんか?