お客様に楽しんでいただくこともそうですが、自分自身で試してみたかったこと。
　それがチキンの味比べでした。

　日本の三大地鶏、「名古屋コーチン」「比内地鶏」「薩摩地鶏」から、今回、名古屋コーチンと比内地鶏でタンドーリチキンを作りました（一羽だと大きいので、モモ正肉で）。

　想像以上に味と歯ごたえの違いが感じられます。
　食べた20数名で、意見も分かれました。

　比内地鶏は強い歯ごたえですが、ジューシーさに鶏の香りもあり、力強い野性味が感じられました。
　インドは500～700ｇ前後の小型の鶏ですので、柔らかいので、インド的ではありませんね。

　そして名古屋コーチン。
　こちらは野性的ではありますが、より都会的というか繊細なテクスチュアで、人気があるのがよくわかります。

　どちらが好きかは好みでしょうが、私の場合は、年齢的歯の衰えと、インドの鶏料理を鑑みて、名古屋コーチンかな。
　
　でも今までで一番感動したのは「ホロホロ鳥」かな。