- 社長雑談
- デリー銀座店
- 2019.12.13
20201.2 ハイデラバードのターリ
1月2日の銀座店でのイベント営業、なぜハイデラバードなのか?
簡単にいうと、インド料理を世界的にしたイスラム・ムガール料理の、ある意味原型がそこにある。
個人的に、イスラム料理(ノンベジ、肉好きだから?)が好き、それは、スワミシェフと一緒に働いていた頃、彼もイスラム料理が好きで、当時バンガロールに帰ると、必ずイスラム街に行ってストリートフードを食べていたそうです。
そして、そんなスワミシェフの影響を受けて、イスラム料理を食べる目的のみでハイデラバードに行きました。
ゴアもそうでしたが、ただただ食べてみたい物を食べるためだけに、インドのその場所に行っていた感があります。
こういう言い方が正しいかは分かりませんが、インドの8割を占めるヒンドゥー教徒はイスラムが嫌い、下に見ている風に感じます。
タクシーに乗っても、「ここはイスラム人街だから町が汚いだろう、あいつら掃除しないから」などと運転手が言います。
しかし、ハイデラバードでは現在イスラムが増えつつあり、45%という統計もあるようです。
特に旧市街地は、イスラムが多く居ます。
ですから、皆のびのびしていて、ゆっくりとイスラム料理、ニザム料理を楽しめるのではないでしょうか。
独特の料理もあり、もちろん日本でも有名なハイデラバーディビリヤニもありますが、カバーブ類、ハリーム(麦と豆と肉のカレー)、ダルチャ、ダムプクトゥなどが、イード(断食ラマダーン明けのイスラムの正月)やイフタル(ラマダーンの日没後の食事)の時に食べられます。
特徴としては、岩山の上なので、ココナッツは乾燥が多く、赤唐辛子とタマリンドがよく使われます。
これから、ビリヤニに続き、ハイデラバードの料理も人気が出てくるかな?
と、期待して、今回はお作りします。