- 社長雑談
- 2019.09.12
カレーパン
日本には、カレーと名の付く食品が数多あります。
カレーパン、カレーうどん、カレーチャーハン、カレー鍋、カレー味のスナックにカレーアイス等々。
なぜこれほどまでに、カレーと銘打つ商品が多いのか?
もちろん、根底に「カレーが好き」がありますが、”カレー”という言葉の概念というか、その含有する範囲の広さもあると思います。
また定義としては、複数のスパイスが入った瞬間、カレーになってしまうようなものか。
この問題は、またいつかの機会にお話ししたいと思います。
そして今日は「カレーパン」。
カレーと名の付くものの中で、パンの中に本当にカレーが入っている。カレー風味ではありません。
これを作った人、カトレアと言われていますが、すごいの一言です。
パンの中に、すき焼きやアンコウ鍋、ちゃんこ鍋、みそ汁を固めて中に入れてるようなものです。
こんなことを考えるのは、日本人くらいではないでしょうか。
以前、歴史学者が、「日本人にとって江戸時代の鎖国が、物凄く文化に影響を与えている。外国のものに直接手を触れずに、想像の中で、こんなものかと作る力が蓄えられた」と言っていましたが、カレーパンもそういった日本人の能力から生まれたものなのでしょうか。
P.S.
画像は30年位前に、三越で売ったデリーのカレーパンです。