画像は昨日のBターリ、とても美味しくいただきました。
　そして、その時感じたことを水野仁輔さんとのトークショウで話しました。

　今回は、息子たちに製造を任し、オブザーバー的讃歌でしたので、この2日間を通して、今までと違う点が見えてきました。

　それはこのブログでだいぶ前に書いた「一人前のカレーライスを食べるということ」。
　2日間カレーを食べて感じたことは、本当に各シェフたちが、渾身をこめて作ったカレーで、これをカトゥーリにちょっとではなく、もっともっと、これだけではなく、”一人前食べたい！”と。

　今は少量多品種、合い掛けなどが人気ですが、中村屋さんや我々デリーは、「一種類のカレーを一人前食べていただくカレーライス」が主流です。
　そのためには、「つかみ＝第一印象」「食べ進み」「後味＝また食べたくなる」を、その味や薬味類で演出しなければなりません。

　時代の変化もあり、求められるものも変わってきます。
　こんなことを、トークショウでお話ししました。

　今度は、その内容を中村屋の二宮総料理長とお話したことなどを、ここでお伝えしますね。