東京オリンピック・パラリンピックも近づき、外食業界も、多くの課題、問題があります。

　その一つが「ハラール」問題。
　ハラールは、イスラム教・コーランにのっとった食規範。
　ご存知のように、豚肉、アルコールは禁止の他、細かな取り決めがあります。

　豚を使った包丁、鍋、まな板は使えませんし、アルコール消毒もできません。
　しかし、イスラム教は、パキスタン、バングラデシュ、マレーシア、インドネシア、中東各国と人口もマーケットも大きい。
　彼らが日本に来るとなると、、、とらぬ狸の皮算用ですね。

　そして、複数の業界の人たちに「ハラールの未来？」を聞きました。
　答えは、「思ったより浸透していない、盛り上がっていない」ということ。
　特にインド料理店に関しては、オーナーがインド人だと、元々ヒンドゥー教多数派なので、イスラム教を認めず、「ハラールはイスラムのルール、関係ない」というスタンスのようです。

　でも、ベジタリアンは人気が上がっているようです。