- 社長雑談
- 2018.08.18
スパイスの原点に
今は、スパイスを研究されている方も多く、またスパイス自体の種類も格段に増えました。
長い間スパイスと接してきて、一応はプロだと自認していましたが、他店の味やレシピを見ると、新しい発見が山ほど。
特に最近は、新進の料理人が独特のスパイス使いや知らなかったスパイスを駆使し、新しい味を生み出していることを見ると、自分もまだまだだと痛感させられます。
そういえば、昔よくあったインド料理の素と言えるスパイスに、クミン・コリアンダーミックスがありました。
画像はホールスパイスですが、実際はパウダーをミックスします。
これをカレーでもサブジでもカバーブでも、基本味とし、そこにホールスパイス、香りスパイス、ガラムマサラなどを加えていきます。
料理人によって、その比率の好みがあり、初代社長やスワミシェフは「クミン1:コリアンダー2」で、クミン好きのベンガル人コックが1:1の方がいい、と言い張っていました。
そういえば、スーパーなどでもアナンさんのクミン・コリアンダーミックス、売っていました。
カレーパウダーは、独特の風味というか主張がありますが、こちらはそれがありませんから、使いやすい、便利スパイスです。
最近は混ぜずにその場で合わせていますが、この2種を中心に、スパイスの学習をし直そうかと思っています。