- 社長雑談
- 2018.07.23
インドのキーマのお話
実は、6月のヒンドスタンタイムスのコラムに、キーマ好きの記者が投稿していました。
彼は、大のキーマカレー好きで、寄宿学校から帰ると、ムンバイの店のテークアウトのキーマを必ず食べていたそうです。
その彼が、疑問に思っているのは、インドでもそれほどポピュラーではないということ。
置いてあるのは、ダバ、ストリートフードで、高級レストランにはない。
そこで、有名高級店ブカラや5つ星ホテルのシェフに、彼は尋ねました。
すると、その答えは、
・肉が塊でないと、肉の原材料に疑問を持たれる(馬肉が混じっているなど言われるらしい)。
・部位(例えば肛門近くなど)に疑問を持たれる
・油脂分が多い
これらの点で、提供するときは、説明が要するからとのことだそうです。
やはり肉は宗教上のタブーがありますから、よその国に比べて神経質なのかもしれませんし、インド人は思いのほか ”口がきれい” で、あまり内臓も食べず、食に関しては、ある意味臆病なところがあります。
日本では、このような面がありませんし、ひき肉好きですから、キーマカレーは人気です。